東京の滞在が長くなるとやっぱりヨーロッパのモノが恋しくなる。そんな私を察して、嬉しいお土産。ワックスに包まれた不思議なチーズ。なんだかおとぎの国のチーズみたい・・・。

５月８日は世界赤十字デー。パリのボランティアをご一緒しているマダム方に「何か日本語の書いてあるものが欲しいわ」とお頼まれしていたのを思い出す。友人に聞くとこんな記念切手があるとのこと。赤十字葉スイス人の実業家が設立した「人道、公平、中立、独立、奉仕、単一、世界性」の７原則を掲げた人道的活動団体であることを私もお勉強する。

名古屋から上京中のジュエリーデザイナーがご来訪。冷えたシードルをお土産に頂く。りんごジュースとワインの中間のようで、フランスではクレープと併せて頂くことが多いけれど、こうしてアペリティフでもなかなか素敵な事を発見。

パリからピアニストの友人が帰国。なぜか同じ時期に帰国している事が多いので、パリも東京も同じようにお付き合いが出来ることに感謝。「和」のお菓子が恋しいのも同じく。小豆を葛で包んだこのお菓子、フランスのお菓子にはまずない「あっさりした甘さ」。

長かった東京の滞在を終え、その間に最後の工事を終えたアパルトマンに久々に帰る。壁面いっぱいの収納が両サイドに出来て、とても美しい仕上がりにとても満足。後輩のフラワーデザイナーに作って頂いた小さなブーケがぴったり。白い空間に居ると、気持ちが澄んでいくような気がする。